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「お前のそれは、目の前のプライドに振り回され、己の未来を捨てているだけだ。・・・正直になれば癒える傷もあるだろうに・・・。」
男は言った。少年はしばらく拗ねた顔をしていたが、男のまっすぐな目を見て、少し真剣な表情に変わった。そして彼は小さく口を開く。
「俺・・・、怖いんだ・・・。後で痛い目にあうことは目に見えてるだろ・・・?」
本当のことを話した。その姿を見て、男は軽く口角をあげうなずく。
「分かっている。私も似たような経験をしたことが何度もあるんだ。だが、放っておくとこのままずっと醜い演技をすることになるんだぞ?その姿が真と遠く離れていることは自分自身が一番分かっているはずだ。」
「・・・・。」
少年は無言になった。そして歩き始める。
「言うよ・・・。先生に謝ってくる。・・・花瓶を割ったことを。」
男にふりかえりそういった少年の顔には、僅かながら笑顔が浮かんでいた。
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( ´w`)
どうも、ききき麿でした。
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